がんばる教をやめてみる

みなさんは がんばる教になっていませんか。

これって何かというと、自分のことを犠牲にして他の人たちのためにがんばりすぎてしまう人のことです。

「他の人たちのために」というのはとってもいいことです。
それはいいことなのですが、つい自分の存在を忘れてしまうのです。

全て他の人が優先になってしまって、
お客さまからリクエストがあるからそれには全部応えようとか、
友人から言われたからなんとかしようとか、
家族が期待してくれているからそのために無理してでもやっちゃおうとか、
上司や同僚たちのためにもっといいものを作り上げようとか、
こんな感じで動いているうちに、自分自身はボロボロになっている人のことです。

みんなの中に“自分”が入らず、身を粉にして期待に応えようとしすぎるのです。

こういう人たちは、ほんとうにいい人たちばかりで、いつも誰かの役に立ちたいと考えています。
つまり、ボランティア精神が旺盛です。

昔のお母さんって、こういう人たちが多かったんじゃないかと思います。

家族のために、自分を犠牲にする。それが美徳でもあったのですが、、

わたしも実はがんばる教の一員でした。

でも、あるとき、氣がついたのです。

このままじゃ自分が死んでしまう、と。

そして、がんばるのをやめてみました。

といっても、きちんとやるべきことはやるのですが、がんばりすぎないようにしました。

そうすると、喜びが増えていくのが分かりました。

がんばる教の皆さん、がんばりすぎるのをやめてみてくださいね。

自分を満たすことをもっと優先しないと、自分がボロボロでは、支えたい人たちを支えられなくなってしまいます。

自分が満たされて、その上で誰かに奉仕する。

これがほんとうに大切です。

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