時間泥棒という罠

私たちが本当の自分を生きられないようにする様々な罠がこの世界には存在している。

その一つが“時間”

“タイムイズマネー”という言葉があるけれど、まさにその通りで、

時間は巻き戻せない。

失った時間を取り戻すことができない。

それこそがお金以上に大切なものであるということに、私たちの理解は及ばない。

“一期一会” まさに、この言葉が表すように、今、この瞬間しか存在していない。

だったら、この今という時を最大に生きよう。

それが大切、ということになる。

ところが、ほとんどの場合は、いつでもやり直しができる、と思ってしまう。

また、今度やればいいとか、そのタイミングになればやればいい、と思ってしまう。

これは、学校教育の弊害かもしれない。

今回、テストで失敗しても、また次で挽回すればいいといったように思考回路が教育されてしまっている。

人生においては、次に挽回というものは存在していなくて、“今”しか存在していない。

“今を生きる” これがいかに貴重なことかの理解が抜け落ちてしまう。

“過去”に生きるのでも、“未来”を生きるのでもなく、

“今”を生きる。

そして、“誰か”を生きるのでも、“誰か”を生きないのでもなく、

“自分”を生きる。

このことは、何を意味しているのだろうか。

私たちの思考は常に過去や未来に行ってしまって、今を生きているようで生きていないのではないか?

過去のことをあれやこれや思い出していたり、過去のことで後悔していたり、自分を責めていたり。

または、過去の誰かを許さないでいたり、出来事を思い返して再体験していたり。

そんな風にして、思考は常に過去に戻っていってしまっているってないだろうか。

一方で、未来に起きるであろうということを常に心配していたり、誰かが煽っている言葉をただ鵜呑みにして心配していたりしていないだろうか。

過去や未来に意識が行っている時、私たちは今を生きていないし、自分を生きていない。

『あなたは何をするために、この地球にいるの?』

地球で暮らす人の誰もが、この地球で為すべきこと【人生の使命】というものを持ってきている。

それを生きることが、今を生きることであり、自分を生きることになる。

もともとのオリジナルの自分が決めてきたことが真の使命であって、それが見つかれば、人生は驚くほどの興奮に包まれていく。

こういうことがいかに大切なのか。

それは、自分を俯瞰して、大いなる自分の立場で見ると、よく理解できる。

ところが残念ながら、そのような意識の開き方を学ぶ機会は少なく、それどころか、意識を開かないようにすることで世界はいっぱいになっている。

テレビやSNSや、雑誌や漫画や、娯楽や、人間関係で起きる摩擦や雑談や、それらのすべてを通して、またはそれ以外の方法を使って、自分に集中しないで人生を過ごすように出来ている。

こうした罠にとらわれて、羽交い絞めになっていると、あっという間にあなたの貴重な時間は減っていく。

そうなると、お金も自由にならなくなる。

“タイムイズマネー”

時間こそがあなたが作り出せない貴重な資源。

『時間の主導権を自分が握る』のか、『時間泥棒に握らせる』のかで、人生は大きく異なってくる。

自分でない誰かを主役に置いてしまったら、時間はアッという間に使い果たされていく。

ワクワクの人生を生きてみませんか?

そのためには、あなたが主役でいてください。

貴重な一瞬一瞬を真の自分のために生きてくださいね。

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